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『音程』その2

ボイトレ5つの要素
『音程』その2

前回からの『音程(ピッチ)』の続きです。

ここからはアラカルト形式で色々書きます。

○音痴改善!「割箸法」

さて、話を超初心者に戻します。

たまに音程が全く取れない人がいます。
(いわゆる“音痴”ですね)

こういった方の効果的練習方法は
「割箸法」です。

それは、割箸を口に挟んだまま
歌ってもらいます。

こうするとあら不思議、
音痴が嘘のようになおります。

もちろん個人差もありますが、
少なくとも何もしないときよりは
良くなります。

これの要因は、
口の形を安定させることにより、
コントロールがしやすくなるものだと
思われます。

もし、自分が音痴だと自覚してる人は、
一度お試し下さい。

○ 高音域をうまく出す1「屈伸法」

中低音域の音程に問題無い方でも、
高音域がどうしてもピッチが下がりがちになることがあります。

うまく出す方法に
「屈伸法」があります。

例えばGの音から
オクターブ上のG↑を出す場合、
高いG↑の所にタイミングを合わせて、
足を少し屈伸させます。

そうするとうまく力が抜け、
しっかりとした音程で出せます。

○ 高音域をうまく出す2「挙手法」

屈伸法と同じように、
高音域を出せる方法に「挙手法」
というのがあります。

これは高音域になる時にタイミングよく
手を挙げる(片手でかまいません)方法。

感覚としては
「ボールを真上に投げる」
感じでやるといいと思います。

この「屈伸法」「挙手法」の
両方を試して、
自分にあったもの、
あるいはシーンによって
使い分けてみて下さい。

○ ロングトーンの音程を保つ

ロングトーン(特に高音域)の時、
途中で息切れしたり、
音が下がるのを防ぐ方法です。

オペラ歌手なんかがよくやってますが、
みぞおちの辺りで両手の指を組み、
外に向かって引っ張りながら歌うと、
音程が安定し、
限界まで声を出せるようになります。

コツとしては声を伸ばしながら、
だんだんと力を入れてゆくと、
良くなることが多いのですが、
人によって加減が違いますので、
練習で試してみて下さい。

ただしこの方法は
基本的にハンドマイクでは出来ないので、
生かスタンドマイクの時に限ります。
(しかし、以前どうしても必要があり、
マイクを握りながらやったこともあるので、
うまくやれば出来なくはないです)

他にも色々ありますが、
あまりたくさん紹介しても
覚えきれないと思うので、
今回はこの辺りにしておきます。

次回からは最後の項目、
「リズム(グルーブ)」について
書きたいと思います。

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