「EDM第4弾」です。
前回はEDMの中でも特に代表的なジャンル
第2弾をお話させて頂きました。
今回は、EDMの曲構成の用語について
少しお話させて頂きます。
・・・の前に、以前も述べた通り、
EDMの定義は曖昧です。
これから話すことも、
人によっては違うな・・・と思われる方も
いらっしゃるかもしれません。
あくまで私の知識での説明とさせて
頂きますので、
よろしくお願いします。
曲を作るにあたって
構成は凄く重要なのですが、
どのジャンルにおいてもいえますが、
最初は必ずAメロから・・・
という絶対的な曲構成はないです。
頭からサビだったりといろいろあります。
ただ、ダンス・ミュージックの場合は
踊らせるという重要な目的があって
進化したので、ある程度定型化しています。
まず最初に重要なのはドロップです。
“ドロップ”とは、一般的に言うところの
”サビ”のようなものなのですが、
サビとドロップの違いは、
ドロップには「歌がない」ということです。
ドロップは客を盛り上げたり、
メインとなるシンセのフレーズを
出したりする重要な部分になります。
また、EDMの細分化された
どのジャンルに当たるかが
明確にわかる部分でもあります。
続いてはブレイクです。
ブレイクとは、単に「抜け」
という方も多いようですが、
ここは単純に、
リズムが消える部分のことを言います。
単にリズム隊(体)がないのではなく、
今まであったリズム隊が消える
という部分です。
盛り上がったものを
一時的に休憩させる部分で、
ダンス・ミュージックは
こうした緩急の割合によって
曲に色をつけていきます。
続いては、
EDMといったらここからだよね!
って言われる方も
多いのではないでしょうか、
そう、ライズアップ!
ライズアップとは、
英語で「蜂起する」
という意味からも想像できるように、
楽曲を「だんだんと盛り上げていく」
部分になります。
これはクラブ・ミュージック独特の手法で、
クラップやスネアが
だんだんと細かくなっていき、
「だんだんと盛り上がってきたぞ」
という雰囲気を感じさせる部分になります。
ライズアップは歌もののEDMの、
歌の最中に挿入されることも
多々ありますし、
ドロップの部分にも挿入したりします。
続いてはサビなのですが、
先程述べた、歌もの。
EDMには歌ものと
そうでないものがあります。
一般的なサビとは、
歌が一番盛り上がる部分なのですが、
EDMの場合はそれをドロップというので、
「歌のメイン=サビ」、
「オケのメイン=ドロップ」
という方がいいのかな?・・・(笑)
正直、今のところ私はEDMでの
サビという言葉は使いません。
たまにクリエイターによっては、
ドロップのことをサビといわれる方も
いらっしゃるので、
難しいところではありますが。
このように
ドロップ、
ブレイク、
ライズアップ、
サビ?
がEDMの曲構成の用語になります。
曲の構成はいろいろですが、
重要でもあるので、なんか難しい・・・(笑)
さて、EDMの世界はいかがでしたか?
どんなバカでも踊れると
よく馬鹿にされるのですが、
でも実はダンスにも
深いところはいくらでもあります。
どう想うかは自分次第!
ってなところでしょうか?(笑)
EDM4弾まで続きましたが、
まだまだいろんなジャンルもあります。
これを機に最近の曲がどれに値するのか聴いて頂けると嬉しいです。
最後になりましたが、
今年上半期
上位に君臨する楽曲をお聴きください。
最後までありがとうございました。
Zedd, Maren Morris, Grey - The Middle
https://youtu.be/Lj6Y6JCu-l4
全4回お付き合い頂き
ありがとうございました~~~ (^^)/~~~
また、別のテーマで記事を
書くかもしれませんので、
その時はよろしくお願いします~